カレン

愛と喝采の日々のカレンのレビュー・感想・評価

愛と喝采の日々(1977年製作の映画)
3.5
シャ―リ―・マックレ―ン、アン・バンクロフト大御所2大女優競演。
バレエを題材にとっているが、女性の生き方あるある物語ですね。

才能がありながら、家庭に入る道を選んだシャ―リ―。
彼女は、今も第一線で活躍しているかつてのライバルであり、友だちでもあるアンに恨みを持っている。
「あの時、私に結婚を勧めたのは、私を辞めさせたかったからね」
片やアンは全てを犠牲にして、バレエに命を捧げてきたが年齢には勝てず、寂しい思いをすることも。

人は自分にはない人生を、どうしても羨みがちだけど、それぞれに完璧な人生などありはしない。
でも、多かれ少なかれ、心の中に“あのときああすれば”という思いを抱えて生きているんじゃないかな。

二人の迫真のバトルは凄まじい。。
カレン

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