RyoIkeda

ほしのこえのRyoIkedaのレビュー・感想・評価

ほしのこえ(2002年製作の映画)
3.0

時は2046年。
火星で発見された異星文明の脅威に対抗するべく、地球では国連宇宙軍リシテア艦隊が編成されていた。
中学3年生の寺尾ノボルと長峰ミカコは互いに惹かれ合うも、ミカコがリシテア艦隊に選抜されたという事実に引き裂かれる。

地球に残されたノボル。
遠い宇宙へと旅立つミカコ。

二人は超長距離メールサービスで連絡を取り合うが、時が経つほど、ミカコが地球から離れるほど送受信のズレは大きくなっていく。

新海作品に現れる男女のすれ違い。
時間・空間・タイミングのズレが物語に厚みを生み出していることは間違いないだろう。
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