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アギーレ/神の怒りのNICEのレビュー・感想・評価

アギーレ/神の怒り(1972年製作の映画)
4.1
Ich bin der Zorn Gottes !

とにかくクラウス・キンスキーの狂気じみた圧巻の演技が光る。
鬼才ヴェルナー・ヘルツォークの怪作👏

ドラマチックな要素が排除され、ただただ虚無。ハリウッド映画的なアドベンチャーを期待すると肩透かしをくらう。

人間の狂気を内側から抉り出すように描くのではなく、一歩退いた目線から淡々と描いた作品を

大自然に囲まれた壮大な大河を破滅に向かって下るボロいかだ=壮大な世界のなかの小さな人間の社会のメタファー
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