けんくり

呪怨のけんくりのレビュー・感想・評価

呪怨(1999年製作の映画)
4.0
もはや現代の映画では再現不可能。Vシネだからこそ際立つ恐ろしさ。

安っぽいセットだからこそ「普通の家」感が醸し出され、実はやば過ぎる家でしたという、そのギャップに震える。

特に「伽倻子」のエピソードは「人間怖い」と「お化け怖い」のバランスが絶妙で、後に引く怖さ。邦画ホラーはこういうところが良い。

余談だけど、家に入る際に靴を脱ぐ習慣の日本では、家の中で何かあった時にすぐ逃げられないよなぁ。かなり致命的。