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からっ風野郎のchampavertのレビュー・感想・評価

からっ風野郎(1960年製作の映画)
2.0
ヤクザが敵味方ともに、遊んで暮らせるカネがほしいだけの単なる腹黒い存在として描かれている脚本はいいし、ラストのエスカレーターの演出も素晴らしい。ただ三島の黒歴史ナンバーワンくらいの大根ぶりは見てて何だか可哀想になる。どの表情も映画から逃げてるんだよな。役者になることに対して腹を括れていない。片や圧倒的な名演を見せる、殴られ孕まされ残されたあややは別の意味で可哀想…。
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