いわやん

からっ風野郎のいわやんのレビュー・感想・評価

からっ風野郎(1960年製作の映画)
2.6
あの三島由紀夫が主演の珍作。

内容としては、小さいヤクザの組の二代目の主人公が、出所して、隣の組との抗争が再開されて。
主人公が、実は気が優しくて惚れた女の為にヤクザから足を洗う方向に・・。

ヤクザの彼女を若尾文子が。この頃の女優って美形ですね。

二代目のパートナーを船越英二。息子より格段に二枚目。

で、肝心の三島由紀夫は、若尾とデートで遊園地の10円で動く馬のパカパカに、二人並んでゆれると言う理解し難いシーン!

贔屓目に見ても、上手いと言えない演技。

ただ、エスカレーターで絶命するシーンは、ヤクザ映画の中でも屈指の名シーンだと思います。

全体的には、ヤクザ映画ながら、違う意味で面白い作品でした。
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