あの三島由紀夫が主演の珍作。
内容としては、小さいヤクザの組の二代目の主人公が、出所して、隣の組との抗争が再開されて。
主人公が、実は気が優しくて惚れた女の為にヤクザから足を洗う方向に・・。
ヤクザの彼女を若尾文子が。この頃の女優って美形ですね。
二代目のパートナーを船越英二。息子より格段に二枚目。
で、肝心の三島由紀夫は、若尾とデートで遊園地の10円で動く馬のパカパカに、二人並んでゆれると言う理解し難いシーン!
贔屓目に見ても、上手いと言えない演技。
ただ、エスカレーターで絶命するシーンは、ヤクザ映画の中でも屈指の名シーンだと思います。
全体的には、ヤクザ映画ながら、違う意味で面白い作品でした。