dowaikiは家にいる

好人好日のdowaikiは家にいるのレビュー・感想・評価

好人好日(1961年製作の映画)
4.0
〜大仏と会話する岩下志麻〜

岩下志麻インタビュー本で「いつもは4拍子、だけど渋谷実監督は喜劇は3拍子でやれって指導されました。とにかく早いテンポでやるのが大変でした」的なこと書いてて興味湧いたの。

いつものごとく動機不純、志麻ちゃん顔面目当てだったわけだけど、勿論それはもう拝んでしまうレベルの尊いビューティで★なんか無限に付けたくなるんだけれども、それだけじゃない完成度と味わいがあった。

舞台は奈良。
20代のハツラツ岩下志麻主演の喜劇。嫁入り前の父(笠智衆)と娘(岩下志麻)と周辺のあれやこれや。
『秋刀魚の味』と役者一緒で設定も似ててほぼ同時期?だけど、こうまで違うか。

変人父、笠智衆。
すごいよ。若いよ無精髭カッコいいよ。ガキにボクシングでノックアウトされるよ。乱入不審者に払腰で投げ飛ばされるよ。犬に羊羹を食わせるよ。完全にカフェイン中毒だよ。
献身母、淡島千景。
めちゃくちゃビューティよ。血繋がってない設定に違和感覚えるくらい母子揃って美しいよ。宝塚出身らしいよ。
どろぼうw、三木のり平。
イィよ。初めてまじまじと見たかもしれない。シド・ヘイグに似てるよ。

今回の岩下志麻鑑賞も大変満足であり。そろそろ部屋に飾る志麻ちゃんポスターが欲しくなってきた。

P.S.
U-NEXTが俺の鑑賞スタイルにばっちりハマってる件。だからNetflixはしばらくええか…って課金止めたらその日のうちに家族が再開してた罠。