昭和ゴジラの最終作品。
この頃、当時のオイルショックの煽りで軒並み特撮系ドラマに制作費高騰と言う向かい風が。
ゴジラ映画も例外ではなく、この作品で一度シリーズが終わりました。
前作で久しぶりにヒットしたコンテンツのメカゴジラを安易に連投させて、結果的に失敗に。
あらためて作品を見直してみると、意外に過去のフィルムをあまり使用せず、敵の基地、博士の地下室、潜水艦の中に、特撮ステージと結構予算使っていて豪華ですね。
ただ、ウルトラシリーズで言うと、A辺りからシルバーメッキの球と曲線をモチーフにしたデザインの防衛隊が元になっているような宇宙人の基地やコスチュームが、子供の目にもかっこよく映らないでした。
映画としては、結構ハードなストーリーで、ちょっと敵方を工夫すれば魅力が出てたかなと思いました。
昭和ゴジラの常連俳優さんが、最後を飾る作品として、イイと思います。