草食恐竜の出番を最低限に抑えて、とにかく凶暴で賢い肉食恐竜にバンバン襲われる、いい感じにB級(というにはビジュアルはリッチだけど)モンスターパニックとなっていた。水着の美女なんでいないの?というレベル。
恐竜の皮膚の色もなんかバリエーションが出来て、赤かったり白かったりしてすごい。どういう表現なんだあれは。もう「自然の中で生きている」という感じはほぼなくて、アラン達の脱出劇の障害としてデザインされたモンスターである。
とはいえ各キャラクターの目的は終始明確だし、とにかくずっとピンチなので退屈になることはないし、そういう映画としてはかなり面白かった気がする。特に前作でガンガン人が死んでいったので、全然安心して見られないのもよい。
そしてアラン博士が出ていることで、ギリギリ初代の魂が感じられてよいもの感が出ているのも悪くなかった。
ただ残念なことにオチがめちゃくちゃ弱くて、なんか急に時間来たし終わらせとくかみたいな感じで残念だった。