YUTO

ジュラシック・パーク IIIのYUTOのネタバレレビュー・内容・結末

ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

トレイラーやラプトルのシーンなど、主人公たちをとことん追い詰める演出にハラハラさせられる。トレイラーの窓ガラスなどツッコミ所を気にせず振り切って(笑)

舞台を前作と同じ島だけでなく街に移したのも変化があって大正解だと思う。

マルコム博士、主人公的な立ち回りをしつつ「Wチーズバーガー」「レギュラーになれないの?」などのジョークを言うキャラが健在なのが好き。

何故かシリーズで評判が低いが大好きな作品。92分の短い尺で台詞に無駄がなくテーマやキャラを掘り下げていると思う。

1作目からの時代経過を活かして恐竜(偽物)が存在する世界を舞台に、本物に拘り発掘する天文学者タイプ、偽物でも実際に触りに行く宇宙飛行士タイプのどちらが正しいか...が今回のテーマ。ラストでなんとなく後者が正しいみたいな雰囲気にしつつ、エリックの問いに頷かないグラント博士は良き。

父ポール推し。おそらくインドアで家族サービスをサボって妻アマンダに出てかれてしまった。それでもポールは常にアマンダを気遣い、飛行機墜落時は手を握るし、優しすぎる。しかも島に来るにあたってボート周りの知識をつけてきたり泳ぎの練習をしてきたり、頼もしい人物に変化している。そんなアマンダはポールを見直して...最後に「オクラホマだけは〜」からの3人の笑顔に泣ける。
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