ゆっきー

三月生れのゆっきーのレビュー・感想・評価

三月生れ(1958年製作の映画)
4.0
途方もない傑作。
増村のコメディみたい。痴話喧嘩ものなんだが、登場人物のしゃべるスピード、動きの早さ。そしてそっから急に止まったり、強烈な緩急にぶん回される。

パンクした車の画面の背後で、突然、路面電車が表れるショットなんかも素晴らしい❗
主役二人のゴタゴタを見るため通りすがりの人が集まってくる感じも画面を豊かにしているし。圧倒的に画面がよい。

「地球が静止する日」を見るよう薦めてくるメイドとか本編に関係なくて最高ですよ‼

てか、路面電車の中での出会いのシーンが最高。
主役の女の子が急ブレーキでつまづくのだが、スゲー大袈裟でかわいい。
コメディエンヌって感じ~
ゆっきー

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