このレビューはネタバレを含みます
作品紹介のコピーにあるような、手持ちの道具を駆使して脱出に奮闘するような場面はほとんど無い。
酒…薬飲んだだけ
ライター…ほぼただの灯り
鉛筆…電話番号メモしたくらい
極限状態だから仕方ないとはいえ、せっかく唯一の連絡手段である電話でキレて情報を伝えられない主人公にイライラ。電話相手もこれまたイライラさせられる対応ばかり。
犯人の動機も、金目的?それでわざわざこんな手の込んだことを?どうやって棺に閉じ込められて、どこに埋められていたのかも結局不明。作品が作られた年代を考えれば根底にはアメリカとイラクの関係を描いているのだろうが…
唯一、人質犯罪専門員は頼りになりそうだったが、最終的には別の棺を掘り当ててバッドエンド。しかもその棺に入れられていたのは、中盤で「助けた」と名を挙げていた医学生?結局ウソつかれてたってこと?
途中でいきなり蛇が現れたが、隙間から出て行ったならそこから何かもうちょっと出来たんじゃないのかな。
そして、やたらと明るい調子のエンディング曲。え、もしかしてギャグ映画だったのか?もしかして何か全てが面白オマージュだったりするのか?
とにかくイライラとモヤモヤさせられてしまったので渋めの点数。