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THE GROUND 地雷撤去隊
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『THE GROUND 地雷撤去隊』に投稿された感想・評価

4.0
内戦の傷跡も癒え、漸く発展の途についたカンボジアで、ホテル開発に乗り出したナカムラ・コーポレーションは道路建設を急いでいた。ところが、その現場が地雷原であることが発覚。作業員が命を落とすという事故が発生してしまう。本社から派遣された現地指揮者の小森冴子(諸江みなこ)は、専門チームによる地雷撤去を依頼し、工事の長期中断を覚悟するが、開発部長のクライトンはそれを聞き入れず、強行に工事を再開しようとする。そしてその作業に、自由という報酬につられた、日本人・アキラ(江原シュウ)を含む数人の囚人たちが集められた。簡単なレクチャーの後、彼らは期限までに9000平米に埋められた100個の地雷を撤去すべく、作業を開始する。だが所詮は素人。次々に仲間が地雷を踏んで死んでいく中で、アキラの精神状態も極限状態に追い込まれていく。それでも、期限の日までに彼は数少ない仲間と地雷撤去に成功するのであった。ところが、約束されていた釈放の話は嘘だったのである。再び刑務所に連れ戻されようとするアキラたち。そんな彼らを、危険な作業を共にしてきた冴子が救った。護送車から脱走したアキラは、活気溢れるカンボジアの街中に消えていく。
ドンパチが得意な室賀厚監督が、地雷撤去に明日を賭ける囚人たちのサスペンスアクションに挑戦した異色作。
死と背中合わせの地雷撤去を、死の恐怖と戦いながら慎重に地雷を発見して撤去していく過程を、実際にプノンペンで活動する地雷撤去チームからリサーチしたリアリティーが根っこにあるので、臨場感溢れるサスペンスが楽しめるし、ろくでもない過去を背負ったアキラたちが地雷撤去に命懸けで挑む中で明るい明日をつかもうとする苦闘が描かれるアウトローの熱いドラマも楽しめる。
ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭で、冒険映画賞を受賞した異色の地雷撤去サスペンスアクション映画。
3.5
内戦の傷跡も癒え、漸く発展の途についたカンボジアで、ホテル開発に乗り出したナカムラ・コーポレーションは道路建設を急いでいた。ところが、その現場が地雷原であることが発覚する…というストーリー。
「SCORE」や「JUNK 死霊狩り」の室賀厚が、地雷の撤去作業に挑む男達の姿を描いたアクション・サスペンスです。
地雷で作業員が足を失う重傷を負い、作業員達の猛反発を招く。本社から派遣された現場指揮者の小森冴子は専門チームによる地雷撤去作業を依頼し、工事の長期中断を覚悟するが、開発部長のクライトンはそれを聞き入れず、日本人アキラを含む7人の囚人に自由を餌に撤去作業を行わせる、という内容です。
地雷撤去作業を題材にした映画ですが、シリアスで重苦しい社会派作品というわけではなく、室賀監督らしいB級アクションテイストの作品になっています。
道路建設予定地が地雷原であり、その撤去作業に最初は減刑を条件に志願した囚人達を使っていくという展開ですが、主人公格であるアキラとヒロイン小森冴子は日本人ですが、日本語の台詞は数えるほどしかなく、登場人物殆ど英語喋っているので日本映画ながら洋画みたいな雰囲気漂っています。
7人の囚人達はプロフェッショナルではないので、撤去作業の際にキャラ立てする間もなく次から次へと爆死していきます。「地雷は女と同じで丁寧に扱わないと機嫌悪くなる」みたいな台詞いうやつや釈放を条件に家族に会うために撤去作業に臨む囚人など分かりやすく死亡フラグ立ててその通りに死んでいきます。この囚人達の背景や関係性が希薄で、ほぼ地雷で死んでいく頭数という扱いなので、アキラが仲間を失う悲しみや追い詰められる気持ちが見てる人に伝わりにくい所はあるかな。アキラと共に最後まで残る元軍人の白人ジョーの、どこか達観したような感じで仲間意識あるのかないのかわからないキャラは結構好き。
地雷撤去作業のシーンは、実際の地雷撤去作業チームの協力のもと撮影された為か何処かリアル感ありますし、油断してサクッとスコップ地面に突き刺して爆発したり、棒が倒れて来て爆発したりとうっかりで死んでいくのもプロではない素人たちだからリアルと言えばリアル。「エンジェル」というタイマー式の地雷は特に恐ろしい存在として描かれています。
室賀作品常連の江原シュウが主人公アキラを演じてます。結婚詐欺師でヒロインレイプしようとしたりとかなりのクズだけど、ドンドン死んでいく仲間と死と隣り合わせの状況で追い詰められて泣き喚く演技似合ってますね。「刑務所に戻してください。地雷は埋めたことを後悔してる人達にやらせればいいでしょ。もう限界なんです」とヒロインに泣き言言うシーンとか、人間臭い感じ出てたと思います。酸っぱそうなオレンジをいつも運んでくれる現地の少女との交流を経て、心が折れて逃げ出そうとした撤去作業に再び戻っていく展開もベタながら良いですね。余談だけど、抱き合わせで一緒のDVDに収録されてる「JUNK死霊狩り」の主人公と役者も役名も同じなのは偶然?
撤去作業を現場で取り仕切るヒロイン冴子も、次々目の前で死んでいく囚人たちの姿に憔悴し、アキラ達と心通わせていく姿は描かれるけど、背景殆ど描かれずに掘り下げもされませんでしたね。演じた諸波みなこは Filmarksには今作しか登録されてませんが、Vシネマに数本出演してるくらいであんまり活動はされてないみたいですね。結構美人なんだけど。
釈放を条件にしながらも実は…という展開はまあ読めましたね。いくら金で買収できるといっても、一企業にそこまでの力はないわな。終盤の少女を守るためにアキラが「エンジェル」の撤去に挑む展開はベタベタながらもアツいしスリルもあって盛り上がりました。ジョーも何だかんだ一人で逃げずに戻ってくる所も良かったですね。
その後のオチも痛快さと能天気な爽やかさがあって良かったです。
テンポも良く、スリルもそれなりにあって、B級アクション・サスペンスとしては中々楽しめる作品だと思います。
4.7
敬愛する室賀監督による『JUNK 死霊狩り』と抱き合わせでDVDリリースされた、爆弾処理サスペンス。

この映画のなかの地雷はいわばモンスターのようなもので、一瞬映るホラー的な表現も大いに成功していると感じます。
<動かないアクション>という名目を掲げるように、常に沈黙を張らなければねらない緊張感が味わえる一作。

この内容で思い出すはやっぱり『ハート・ロッカー』ではありますが、最後まで観るとその先入観は吹き飛んでしまいます。
もうあまりにも観る前のイメージと違いすぎて、部屋で笑い転げたのは良い思い出!

こういう映画体験も、やっぱり良いよね。




主演の江原シュウさんは監督の常連の方でもありますが、『JUNK』と同じ<アキラ>という名の役。もしかして、同一人物?(^_^;)

ヒロインに抜擢された諸波みなこさん(あのダイアナ妃をモデルにしてるとか)の他の出演作があれば、教えてほしいです…