phage

ヴィレッジのphageのネタバレレビュー・内容・結末

ヴィレッジ(2004年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

シャマラン監督作品。こういった作品は初めて見たかもしれません、大変新鮮でした。
森には化け物がいるとされ、外界と完全に関係を絶ち、自給自足をして暮らす村人たち。(前情報無しでしたので最初はファンタジーかと思いました笑)。しかし真相が徐々に明らかになっていく、実は年長者達が犯罪の蔓延する街、社会をに愛想を尽かし、ひっそりと村を作っていたのでした。森の化け物も年長者達の産んだ幻。そんな中危篤のルシアスを救うため盲目のアイヴィーが街へ薬を取りに旅立つことを決意。お供連れて出立すると森の不気味さにお供がしっぽ巻いて帰る←。アイヴィーは化け物(ノア)を返り討ちにし、なんとか外界の人に薬をもらい、村に帰る。アイヴィーが倒した化け物がノアであることは年長者たちしか知らないことになり、ノアは森で死んだことのみ知らされ、これにより一層森が恐怖の対象になり閉鎖的な村は続いていくだろうと思われる…。
街で身内が煮え湯を飲まされた年長者たちにとって"村"は外敵のいないある種理想郷だったんでしょうかね。しかしそのせいで間接的にノアを失い、アイヴィーの盲目もあるいは医療で治せたかもしれない。そう考えると皮肉なものです。そして他作と同様に1回視聴ではわからない部分があるような…またいずれ視聴したい。
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