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フルタイム・キラーのmylifeのレビュー・感想・評価

フルタイム・キラー(2001年製作の映画)
3.6
かなり久々の再鑑賞。ジョニー・トー監督とワイ・カーファイ監督作品。反町隆史×アンディ・ラウのW主演映画となっているのも魅力。

とにかく、当時はジョニー・トー監督作品に日本人が出演している事が真新しく少しテンション上がったものだ。二人の殺し屋の物語となる。

まずどうしても触れられずにはいられない、この映画の最大の欠点は…我々に馴染みのある日本語。中でもアンディ・ラウの日本語台詞は片言以前の問題で一体全体何を喋っているのか良く分からへんシーンが多い。同じ日本人である反町も聞き取れないのが謎過ぎるのだが何度ボリューム上げたり巻き戻しを繰り返した事か…台湾出身のケリー・リンの日本語が実は一番聞き取りやすかったのが皮肉なようでもあった。

そんなこんなで、二人の殺し屋が対峙していく過程は中々と見応えあり楽しめる。サイモン・ヤムの存在感が大きくやはり常連俳優らしさを覗かせる。常連と言えばラム・シューもだが。ジョニー・トー監督作品は個人的には傑作揃いだと思っているので、それらと比べてしまうと本作は中の下ぐらいの立ち位置になってしまうのは致し方ないだろう。
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