街角のアレン

北の橋の街角のアレンのレビュー・感想・評価

北の橋(1981年製作の映画)
4.0
朝起きたら空手の型をするクールな女の子と、どうやら塀の中から出てきたであろう閉所恐怖症のおばさんが仲良くなりパリを舞台にすごろくをする話。
革ジャンは鎧、盗んだヘッドホンは甲。
街のオブジェを敵だと思い、倒しに掛かろうとするおっかないパスカルオジェ。
ケンカしたがりなのに、喋ると超高くてかわいい声、尚且つお酒も飲めないという設定に、まんまとやられてしまいました。
しかし今作が親子の共演であること、彼女が25歳で亡くなっていることを鑑賞後に知り、なんとも哀しい気持ちになりました。ラストの型の最中にこぼれた笑顔が忘れられません。
マリー「あなたは私を守るより、あなたを守る人を探した方がよさそうね。私のことかしら」
ビュルオジェ..