ろく

蒲田行進曲のろくのレビュー・感想・評価

蒲田行進曲(1982年製作の映画)
5.0
「女はね、いつも一緒にいてくれる人が一番なのよ、銀ちゃんいつも一緒にいてくれないじゃない」「あがってこい、ヤス、あがってこい」もう久々に見たけど涙止まらない。キング・オブ・日本映画。もう最後なんか体ふるえちゃうから。わがままだけど大スターの風間杜夫、そしてどこまでも銀ちゃんにつくす平田満、待つ女、耐える女の美しさを演じる松坂慶子。イエス!パーフェクトだよ。松坂慶子がとくにいい。銀ちゃんに再び結婚を申し込まれてしまうシーン、さらにはヤスが階段落ちする前日に荒れたヤスを慰めようとするシーン。どれも心に残るがヤスの田舎で清川虹子と話したりするシーンが僕は静かだけどよかった。これは昭和の価値観だよなと思いながらもその価値観に酔った。最後のカットというシーンで笑顔になる松坂慶子を見てこの人はほんとにきれいな人なんだなと感服。星は5つしか出せないが100個だしてもいいくらい大好き!!
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