ろく

極道めしのろくのレビュー・感想・評価

極道めし(2011年製作の映画)
3.3
映画の「極」、極の映画ウィーク④

前半はコメディも後半はお涙頂戴の悪しき日本映画の典型に。と文句言ったけど意外とその涙で泣いてしまった。われながら単純である。

原作は既読。刑務所に入った男たちが自分の「最高飯」を披露するという百物語食事バージョン。こんな会はちょっとやってみたくなるね。

前半はどうでもいい人情噺で気楽に観れる。後半は木村文乃と長岡佑の恋愛に「この最低男め」と思いながらもなぜか涙している自分。昭和ですよ、昭和。古いなぁ(自分に対して)。

出てくる食事は
①朝採れのトマトと玉子かけごはん
②浜焼き、特にサザエ
③オムライス、カルボナーラ入り
④インスタントラーメン、in葱油
⑤スキヤキ。でも野菜はネギだけ

僕の中では5番が食べたい!特に肉の油と葱のうまみたっぷりの油で炒める締めのうどん。でも血糖値高いから糖質制限で食べられないよなぁ。ぐびぃ。

ちなみに僕の中での最高飯は部活帰りにふらふらになりながらかっ込んだ富士そばのかき揚げ丼と蕎麦のセット(たしか500円くらいだよ)。かき揚げ蕎麦に微妙な感じで小柱が入っているんだよね。甘辛いどんぶりをかっ込んで少しだけかき揚げを残しておくの。それとともに蕎麦をずるずるずるずるずるぅって。あれ死ぬほど旨かったなぁ。今では食べられないよ、そんなの。血糖値、血糖値。。。。
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