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ゴダール・ソシアリスムのmuscleのレビュー・感想・評価

ゴダール・ソシアリスム(2010年製作の映画)
5.0
第一部でなんかスパイアクションを豪華客船の中でやろうとしている断片が見えるというだけで嬉しい。当然ながらコロナのダイアモンドプリンセス号思い出す。
貧相な、しかし灯に灯されたベットに座った女をゆっくり横移動するの、『さらば愛の言葉よ』でもあった。あの映画はそもそも波止場3Dだった。旅行中にベットで読書するのいいよね。修学旅行で読書するのとか憧れる。船のヘリで読書してたらランニングする人が横切るとこめっちゃいい。豪華客船舞台にしたチルい会話劇主体のラブストーリーみたいなUSインディー映画を夢想する。
ダンス会場の異様な音割れが3部への伏線。この作品以降のゴダールが比較的わかりやすいエッセイみたいな作品ばっかりなのに、あまりにも第二部がわかりにくい。
『アワーミュージック』並み。
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