1976年にウガンダで発生したハイジャック事件を発端とした「エンテベ空港奇襲作戦」を取りあげた作品。
ハイジャック事件の実行犯と人質、イスラエル首脳、救出作戦を行うイスラエル軍、三者の視点から「エンテベ空港奇襲作戦」を描き出すことで物語に重厚感が生まれるし、何より様々な人間の思惑が交差していく面白さがあった。
前半はハイジャック実行犯のテロリストと人質の間で交わされる緊張感のある展開にウガンダのアミン大統領が絡んでくる事で物語の雲行きが怪しくなってくるし、イスラエル政府がどう対処するのかというサスペンス的な面白さで、後半の救出作戦以降は分かりやすいアクション映画の面白さ。
この作品で初めてチャールズ・ブロンソン出演作見たけれど、めちゃくちゃシブい。そして存在感が凄い。
