パットン

太夫(こったい)さんより 女体は哀しくのパットンのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

2024/8/8
ストーリーそのものより、時代背景、戦後の昭和の世界が垣間見れてとても面白かった。
大阪弁がはびこるなか、京都言葉がふんだんに聞けるところも良かったな。
淡路恵子ってあんなボケキャラだったんだ。
遊郭で働く女性のそれぞれの生き様をラストに向けて展開していく。
音羽信子が悲哀に満ちて、かつての客を刺し殺したあと、病院で扇千景、淡路恵子、田中絹代の主役4人がそれぞれのキャラをぶつけあうシーンは醍醐味だったな。
ここからどうなるんだろ?ってところで「終」ってでてくるところもGOOD!