スローターハウス154

太陽と月に背いてのスローターハウス154のレビュー・感想・評価

太陽と月に背いて(1995年製作の映画)
4.6
2017/6/30 DVD

有名詩人ヴェルレーヌと若き天才詩人ランボーの情熱的で詩的な愛憎劇。
ヤング・レオ、本当に美しい...
型破りな天才で放っておけない小悪魔とか、存在自体がケシカラン。。
ランボーの才能への嫉妬と彼が放つ妖艶な魔力から逃れられずに狂っていくヴェルレーヌがなんとも哀れ..


アルチュール・ランボー。
ああ、こうじゃなきゃ。生きるってこういうことなんだよ。
流れる水のように、転がる石のように、自分の変化に忠実でなくちゃ。
自分に正直でいること。ペンと紙以外には依存するな、あとは全て捨て去れ!

なんて、心が沸騰するような映画だった。

レオの演技ひとつひとつに改めて脱帽...。この映画は彼の青年期における最高傑作なのではないかと思う。
レオナルド・ディカプリオはやっぱり最高の俳優だ!