小林麻美の主演ミステリー作品。野村芳太郎監督という事もあり期待して見たが、小林麻美の初々し過ぎる演技で見てる方が恥ずかしくなってしまう。しかしスレンダーなボディで魅力的でアンニュイな表情だけで2時間持たせるにだから大したものだと思ったね。
ストーリーは、小林麻美演じる圭子の婚約者の兄弟が3人共に蒸発してしまうという奇妙な事件に対して怯える小林薫と共に真相を探ろうとするもの。意表をついた展開で楽しめるのだけど不自然さも否定できず。上質なそれとは異なるものだったな。
明石さつきの行動がぶっきら棒に放り投げられただけで違和感大きかったな。
一方で、米倉斉加年は見所を持って行った確かな演技だと思ったよ。その他にも昭和のスターが沢山出演しておりその点で流石、野村芳太郎監督だと思うね。