ENDO

ゴースト・ドッグのENDOのレビュー・感想・評価

ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)
4.0
ゴーマンとかシルヴァとかアク強めの俳優出しておきながら箱庭の中に配置しちゃう大胆さ。『葉隠』のtextに載せて自己陶酔。動きの残存するあの感覚は素敵。ウータンRZAにおける少林寺の扱いと同様、どこまでも表層にとどまるSAMURAI像。カートゥーンばっかり観てる高齢マフィア。アイスクリーム・バンの店主、コートジボワール出身(つまりフランス語ネイティブ)バンコレさんとの言語を超えたコミュニケーションにほっこり。子どもへの継承。屋上で船を組み立てる男(スペイン語ネイティブ)をさらに高いビルから見下ろすシーンなんてまさにアート映画。犬も鳩も演出しちゃう。気恥ずかしいぐらいです。
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