家族のためを思ってなんかするっつーのは、
結局のところ個人のエゴなんだよな。
自分が持ってるビジョンを追いかけて、
それが家族の尊厳を著しく傷つけるのなら、
そんなもんは認められるべきでないわけで。
だからマイケルなんて全然同情できない。
年取った今ならはっきりそう言える。
でも、こういう人はいつの時代にもいるし、
なかなか幸せになりにくいだろうと思う。
Part2から始まるビトの青年期のパートは、
やっぱりマイケルと同じく躊躇いのなさにびっくりした。
加えて妻が全くそこに抵抗しないとこに時代の違いを感じる。
しっかし200分の劇映画なんてなかなか見ないから久々だったけど、
ぜんぜん飽きずに見れちゃったなー。