ゴッドファーザーPART IIの作品情報・感想・評価

ゴッドファーザーPART II1974年製作の映画)

THE GODFATHER: PART II

製作国:

上映時間:200分

4.1

「ゴッドファーザーPART II」に投稿された感想・評価

これは1,2セットで一本といっても過言ではない気がする(3も悪くないけれど蛇足感がどうしても否めないな〜)

1でマフィア界をのし上がっていったマイケルを、若き日のヴィトーがどのようにして家族を築き裏の世界で大きな存在となっていったかという物語と対照的に描くことで、彼がマフィアとして仕事をこなすうちに、いったいどんな大切なものを失ってしまったのかということを如実に表してる

特にラストのフレドが船の上でマリア様にお祈りをしていた後の一連のシーン、あの湖の静寂、そしてマイケルの虚空を見つめる表情は、表向きには成功を収めていても私たちにこのファミリーの没落を予期させずにはいられない

このラストだからこそ3の蛇足感がどうしても、、、3でその後を描かないで観客に想像力を働かせる方向で行った方が良かった気が、、、
saki27

saki27の感想・評価

3.0
part1と間違えて、DISC1を1番にみてしまった…
そしたら、ほんっとにわけわからず。。。

ヴィトーとマイケルの話混雑した…
CONAN2

CONAN2の感想・評価

4.5
マフィア映画の最高峰! 過去と現在が入り乱れる編集が 秀逸! 名作!!
あぁ、マイケル、、

インファナルアフェアの3作目を観てる時と同じ悲しみが、、
Yuya

Yuyaの感想・評価

4.5
時代の流れの中で余儀なくされる変革と曲げられぬ生き様
その歪みに翻弄されるファミリーの叙事詩

コルレオーネのドンという地位を継いだマイケルの
肥大化した組織の継続と拡張の道程
そこに 父ビトの成り上がりの武勇を重ねる事で研ぎ澄まされる
壮大な三部作の 中継ぎとしてのバランスがあまりに美しい

マーロン・ブランドの面影をなぞるように
丁寧に生み出されてゆくデ・ニーロの演技は
ゴッド・ファーザーと呼ばれる以前の
ビトの人間性を繊細に紐解き
もはや別人とはまるで思えない
そして 時の流れの果てに 新たなゴッド・ファーザーへと変貌してゆくアル・パチーノの表情との
避けて通れぬ比較が 観る者の心の奥を強く揺さぶる
Tommy

Tommyの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

<出演>
アル・パチーノ
<監督>
フランシス・コッポラ
<あらすじ>
マイケルがヴィトーの後ドンの座を継いだ後の話。物語はヴィトーがドンになっていくまでの前日譚、ドン座を継いだマイケルの奮闘という二つの時間軸で進む。
<感想>
3時間半もあり、物語の時間軸も分かれているため、見るのに結構体力を使う映画。
ヴィトーが貧しい身から犯罪に手を染めることで、立身出世していく様は見ていて爽快。
<台詞>
Emiri

Emiriの感想・評価

3.8
面白いが後味がちょっと。やはり長男推し。デニーロの声も良い。彼が幼いマイケルに言い聞かせる“say goodbye”がじわじわとくる。
いの

いのの感想・評価

4.5


「パパの息子でいるのも大変だ」


偉大なる父を持つのは大変なことだ。2代目の苦難。2代目の苦悩。第1部の終わりには、これで完璧な2代目の誕生かと思ったのに。哀しみがどんどん深くなっていって、出口が見えない2代目の第2部。


Part1と同じような盛大なパーティで幕を開ける。両作共に盛大な祝宴なのに、なにかが違う。前作でのそれは、上り調子を感じさせるものだったのに対し、今作では、同じように豪華でありながら、凋落の気配を感じさせる。


過去に勝てるわけがねえ。
どうやったって過去には勝てねえ。
あの頃は良かったって、みんな思ってるよ。


映画は、2つの時代を行き来する。
初代がドンになっていくまでと、
後を継いだ2代目の話。


ロバート・デ・ニーロ演じる若き日のヴィトー・コルレオーネは、どのようにしてドンになっていったのか。力をつけていく様子に、ものすごい説得力がある。ヴィトー・コルレオーネの、人間としての魅力。黎明期の活気のようなものが、生き生きと描かれる。しかもノスタルジックに。郷愁を帯びて。あの頃は良かったなあ、古き良き時代だったなあと、きっと誰もが、しみじみと懐古したくなるようなマジック。


2代目は、全面を敵で囲まれているような思いで毎日を過ごしている。敵は、よそ様のファミリーだけじゃない。身内への猜疑心も強まるいっぽうだ。でもきっと、アル・パチーノ演じる2代目のマイケル・コルレオーネにとって、最大の敵は、過去なんだろうと思う。どうやったって、過去には勝てない。古き良き時代に勝てない。想い出にも勝てん。偉大なる父は、絶えず記憶のなかで君臨する。これはもう敗北に向かうしかないさ。先代には沢山のおつきの者がいたのに、2代目についているお付きの者の少なさ。ブレーンもあまりにも少ない。マイケルがどんどんと淋しくて疑い深くて、しかもそれをはっきりと表してしまう男になっていってしまうのが、なんとも哀しい。そうなればなるほど、人は離れていくのに。


オレンジは象徴する。
若き日のヴィトー・コルレオーネは、街の果物屋さんから感謝のあかしとしてオレンジを受け取ったり、家族のために自ら買ったり。そのオレンジは、生き生きとしていて、新鮮だ。でも、2代目のマイケル・コルレオーネがオレンジを囓っていると、そのオレンジは、熟したあとの朽ちていきつつあるオレンジのような気がしてしまう。そして、第2部を観ている私は、オレンジを観たら、第1部のあの場面を思い出さずにはいられない。



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ハリー・ディーン・スタントンが出演していた。しかもFBIのうちのひとりとして!


第1部のレビューで、お料理が上手ななんとかさん、などと書いてしまったが、わかりました!フランク・ペンタンジェリさんでした。このフランク・ペンタンジェリ(役名)や、ジョン・カザール演じるフレド・コルレオーネなども、とても良かった。でも第1部に比べたら、魅力的な登場人物の人数自体も減ってしまって、それも悩める第2部という感じだった。
mayu

mayuの感想・評価

4.0
アル・パチーノの表情の繊細さ。ロバート・デ・ニーロのしゃがれ声。ヴィトのシーンはコルレオーネファミリーの夜明け、マイケルのシーンはファミリーの陰りの対比が面白い。マイケルが母親に相談する場面で家族を失うことはないって言われるのに、結局失ってしまうのが切ない。
Ricola

Ricolaの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

前作をより面白く感じられるという、素晴らしい2作目だった。


時系列が結構入り組んでいて、油断すると置いていかれる。 

表情をあえて見せないシルエットのような撮り方が多い。それが余計かっこよさの演出になっている気がする。

お父さんヴィトは、ファミリーをまとめながら周囲ともうまくやっていた。だからこそ絶大な信頼を受けていた。

それに対しマイケルが必死に頑張れば頑張るほど、ヴィトが積み上げてきたものを壊してしまう形になる。
そしてどんどん孤独に陥ってしまうのが悲しすぎる。

ヴィトの若い頃とマイケルの現代を行き来するからこそ、よりその対比が際立つ。

特に好きなシーンは、2つある。
まず1つ目はヴィトが両親と兄の仇討ちをする場面。
すっかり老いてしまった敵に、グリグリと斬り込むようにナイフを刺すシーンは痛快であるのになんだか物悲しい。

2つ目はラストのマイケルの回想シーンである。
前作で語られる一連の出来事よりも過去で、まだ色々と起こる前の平和なコルレオーネ家の様子に懐かしさを感じる。

そして、現在の孤独なマイケルの眼差しで映画は終わる。

前作よりもより哀愁や切なさを終始感じる作品であり、より惹き込まれた。
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