招かれざる客のmikumiku1188のレビュー・感想・評価

感情・理性・愛情それぞれの想いが・・・

１９６０年代のアメリカ。まだまだ人種差別が色濃く残っている時代ハワイ旅行から帰った娘が黒人青年と結婚すると報告。新聞社の社長を務め良識的思考の持ち主である父親だが大いに困惑する。娘が青年の両親を夕食に招待し４時間以内に親の承諾が欲しいという。両家の母親は子供の想いを尊重する愛情本位の思考。だが父親たちは社会的通念上二人の将来を案じ反対する。スペンサー・トレーシー、シドニー・ポワチエ、キャサリン・ヘプバーン等名優をそろえた秀作。