ゆき

復讐するは我にありのゆきのレビュー・感想・評価

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)
3.8
むきだし

エネルギッシュで生々しさもある一作でした。
実在の連続殺人鬼をモデルに、小説を実写化した名作ということで名前は知っていたものの今回初見。
恨みのある人間こそ殺めることができない男と関わる人間たち。
登場人物それぞれの葛藤が浮き立つ展開。
緒形拳さん扮する榎津巌が最後の殺人をしたとき、哀愁が駄々洩れた瞳がとても印象的だった。
映像でこそリンクする描写もありそうなので、原作小説はどう描いているのか読んでみたい。

悪に負けるのではなく、善をもって悪に勝つということ。
×××
身分を偽りながら九州、浜松、東京と渡り歩き殺人を重ねた男。重要指名手配犯となったのち、一人の女と出会ってしまう。
ゆき

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