ゆんぶりっく

怪談新耳袋 怪奇のゆんぶりっくのレビュー・感想・評価

怪談新耳袋 怪奇(2010年製作の映画)
2.6
三宅隆太脚本の二本立て。
「ノゾミ」は妹の死がトラウマとなり引き篭っている女の子の周りで起こる心霊現象の話で、割と王道な感じ。
「ツキモノ」は主人公の友人が人の目を焼いてくる謎の存在に取り憑かれ、学校中が大パニックに陥る謎過ぎるエピソード。
どちらも真野恵里菜が主演。

「ノゾミ」
は単発単発では良い場面があります。
お母さんの友達が交霊していたら、霊をコントロールできなくなって水を吐いたりするシーンや、赤いカッパの少女が現れる図書館のシーンも悪くないです。
しかし女の子の霊は実は…!!と言う展開は悪くないのに、アッサリと「アレはもう大丈夫」となる肩透かし。
まぁトラウマを抱えた少女が立ち直るまでの話と考えれば…まぁ…

「ツキモノ」
もはやギャグ。
ギャグとして楽しめるかどうかが肝です。
私は失笑でした。
個人的には霊現象には説明が欲しい派なので、アイツの正体や、言っている意味も何も語られないで終わるのはモヤモヤ…
言っている言葉も絶妙に怖くない。
攻撃方法が飛び掛かってきて目を焼くって言うのは意味不明過ぎて若干面白かったですけどね。
キャーキャー言いながらモタモタ逃げる展開の連続は、作品自体は短いのに飽きてしまいましたよ…
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