Masato

ロボコップ3のMasatoのレビュー・感想・評価

ロボコップ3(1992年製作の映画)
3.4

ロボコップ3作目!海外での評判はどんなに手抜きで作ってもそんな評価にはならないほど低いのだが、面白さという点では前作とはあまり変わらないと思う。ただ、デトロイト市が主役な面が多くて、ロボコップ自身の物語はあまり描かれないところは致命的。クソッタレ企業を前に街のみんなで戦う映画としてはつまらなくはない。

安定の治安の悪さでストリート・オブ・ファイヤーみたいなパンク連中がのさばっていたり、平気で人殺すPMC連中もオムニのせいでやってきてるせいで内戦状態。デトロイトの再開発反対派になると武装組織になる。そのうえ日本企業からの刺客も登場するが、こいつがとんでもないギャグキャラで笑い転げた。強そうな感じでクソザコなの本当に面白い。

1作目のバーホーベンらしさとは程遠く、なんでもありのバカ映画になってしまったが、まあシリーズ作品の宿命なのでしょうがない!
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