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日本一の色男のmitakosamaのレビュー・感想・評価

日本一の色男(1963年製作の映画)
3.4
あー嫌だよ嫌だよ色男は辛い〜〜♩クレイジー4作目。そして日本一シリーズの第一弾。
あまり無責任なのも如何な物かと思ったのか、今シリーズから、有言実行のバリバリ働くスタイルを打ち出した。とはいえこの時点ではまだ無責任感もある。キャラの試行錯誤が見受けられるね。

日本一の色男って事で、6ヒロインにモテまくる。いわばハーレム物だよ。時代を先取りしてるなぉ。
今作の舞台は「ローズ化粧品」もちろんロケ地は大和証券ビルだ。
主役植木等の役名は「光等」。光源氏から。ローズ化粧品で売上No.1を狙う。
対する団令子は現状の売上トップ。社内のライバルで恋愛劇の中心。

さらに草笛光子や白川由美、淡路恵子、藤山陽子や浜美枝。豪華!
特に草笛光子の芸妓さんが色っぽい。

ただ恋愛観や女性感は、やはり時代だなぁ。今の目線では決してフェミニンでないね。
男勝りな女政治家に「女性はもっと女性らしくないと」と見事化粧品を売りつける。
他にもモテるのを利用してガンガン金儲けをする。かなり女をダシにする悪い男だなぁ。
実はお目当の女性の手術代を稼いでいたが、その人にはふられてしまう。

オリンピック直前の国立競技場とかも見所。

あと日本一シリーズはどうしても植木等中心なんで他のメンバーは活躍しないのは寂しいな。

あー女にゃモテたくないね♩いや全くモテたくない♩
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