男はくらいよ監督さそり

サーカスの世界の男はくらいよ監督さそりのレビュー・感想・評価

サーカスの世界(1964年製作の映画)
4.0
昔、地上波で観たけどこんなに長い映画だったのか!
本物のライオン、象、虎、馬を使った曲芸、西部劇ショー、空中ブランコ、これが本当に凄い!ずっと見ていても良いくらい。
ピエロのシーン、リタヘイワーズとクラウディアカルディナーレが本当に空中回転ショーを命懸けでやってる!
本物の猛獣を乗せた船のタイタニックみたいな沈没シーン、サーカステントの炎上とマジで危険な物凄く金かかったスペクタクルシーンを全てアナログで本物でやってる!
地上最大のショウに対する対抗心だと思われる。
そしてジョンウェイン、今回はイケメンというかダンスシーンもある二枚目のサーカス団長役。彼がいるだけで安心できる。
兎に角クラウディアカルディナーレが若く美しくスタイル良く、映画史に残る美しさ!殆どグレイテスト・ショーマンはこれの影響と判る。
家族ドラマとか冗長な気もするが、そんなものはサーカスシーンの凄さが全て抜き飛ばしてしまう。この時代のハリウッド映画の本気を見た!