これは物凄いものを観た...
台詞は少なく、表情が感情を語り尽くしてる
あらすじの予習をしておいてよかった
ギリシャ悲劇だからたぶん「お話はみんな知ってる」前提で、むしろストーリーの説明は省いて「どう観せるか」に注力しているから、何も知らずにいきなり観ると説明不足で困惑はすると思う
でもその省略による展開の飛躍のダイナミズムが圧倒的な充足感をもたらしているから、これはもうこっちが準備して臨むものだわ
「身勝手にも程がある男に女があらん限りの復讐をする」という物語のひとつの原型?これを現代版にしたのがプロミシング・ヤング・ウーマンという感じ