Shizka

セデック・バレ 第二部 虹の橋のShizkaのネタバレレビュー・内容・結末

3.1

このレビューはネタバレを含みます

前作の難しい、考えさせる映画から一転、戦闘シーンが多くなり、ランボー的な映画になってしまったことが残念でならない。

2時間も費やした割には内容が薄い。最後の最後にようやく部族の狭義を持ち出して終わり、とは。

セデックの掟、あの部族には徹底抗戦の上に死ぬという意義が必要だったわけだ。それをモーラが叶えた、といってもいいだろう。負けるのがわかっていてなお、戦わなくてはならない。妻も犠牲にして死ぬための儀式をしなくてはならない。グッときたけど、確かに辛かったけど、

それを語るのが目的だったなら戦闘に時間を使いすぎ。派手な爆破シーンや首刈りで繋ぐにも限界がある。もうわかったから次いけよ、と思わざるを得ない。

大事なのはエピローグでちょっとだけ触れられた、その後のお話なんだけれど。
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