MIANDMIKE

アルファヴィルのMIANDMIKEのレビュー・感想・評価

アルファヴィル(1965年製作の映画)
4.3
60年代とは思えない斬新なカットや演出で非常にスタイリッシュなSF作品。
2001年宇宙の旅以前にAI的な存在が描かれ、人間は感情を制限され、辞書からは言葉が消えていくというディストピアな世界観をこの時代に映像化していることが非常に驚き。
普通に考えれば意外とシンプルなストーリーだが、それを難解にさせる演出で頭では理解が追いつかないのに、最後まで見ていたい魅力がある。
ヒロインのアンナ・カリーナは美しく、彼女を見れただけでも高評価の価値がある。
ラストシーンは久々に映画でうるっと来た。
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