このレビューはネタバレを含みます
2回目の鑑賞
･順行と逆行が交互に織り交ざっているが、時系列がふたつしかないため、それ自体は比較的わかりやすいが、ストーリーは難しい。
･インターネットの考察で読んだ下記の考察がとても面白くてゾッとした
①テディ(ジョンG)の免許証に書いてある生年月日が存在しない日付(2001/2/29となっているがその年は閏年ではない)
②郵便番号が存在しない番号(94181はサンフランシスコの郵便番号にはない)
③ジョンGの響きが名無しの権兵衛を意味するジョンドゥに似ている
⇒レナードは精神病院に入院していたことが明かされるが、実はまだ彼は入院していて、全てはレナードの空想なのではないか？自分が妻を死に追いやったことを受け止めきれず、この世に存在しないジョンGへの復讐を、ただ夢想しているだけではないだろうか？
･色んな人の考察を読むと様々な気づきがあり、しっかり見ていたつもりでも自分は内容や本質を全然理解出来ていないと感じる。
