たとえ忘れたとしても、やることに意味がある
これは、一度見ただけでは理解することができない映画だ😅
個人的には、ノーラン映画の中でTENETの次に難しいと思っている。もう一度見る必要があるが、とりあえず1回見て感じたことを書いておきます💦
未来→過去が描かれるカラーシーン、過去→未来が描かれるモノクロシーンが交互に描かれていく。話が進むにつれて、段々と発生した時間軸が近くなっていき、ラストに一致する。この構成は、凄いと感じた。描かれる時間軸が変わるという点は前作フォロウイングと同様だが、前作とは異なりシーン感の繋がりがあるので、観客側の時系列の把握がややこしくなる印象はない。ただラストで自分は理解が追いつかなくなってしまったので、それを踏まえてもう一度見たいと思う。
未来→過去に遡るにつれて、登場する人物達の見方が大きく変化していく。それは、主人公であるレナードも同じ。事故前の記憶はしっかりとしていると言うが、それは彼がそう思いたいだけで、本当は違うのかもしれない。記憶は彼が言ったように、その時の自身の都合のいいように書き換えることが可能なものなのだから。
