〈孤独が引き寄せた、一つの愛の物語〉
2018年アカデミー賞4冠(作品賞・監督賞・美術賞・歌曲賞)を達成した作品。
声を発することができない女性と謎の生物(半魚人?)の出会いとその逃避行が描かれている。
個人的には、このジャンルの映画がアカデミー賞を取るんだ!という印象。
技術系しか取れない印象のファンタジー系が作品賞を取るからには、何かあるのかと思い見てみたら、ストーリーは王道なラブストーリーだし、キャラもしっかり立っていて、納得。この年の他の作品を見ていないので断言はできないけれど、ただのファンタジー映画というわけではなかった。
性的描写や多少グロテスクなところもあるので、見る人は選ぶかも😅
↓以下、ネタバレあります!
個人的には、登場人物にキャラクター性がしっかりあって、そこが好みだった。
個人的MVPは、ストリックランド演じるマイケル・シャノン。ヒールとしてしっかり憎まれる存在でありながら、でも上司に真に認めてもらえてないことに焦る哀しい人物でもあった。せっかく買った高級車を初日に壊されたのは、見ていて1番可哀想だった笑
ラスト主人公の首の傷がエラに変わったところは、にくい演出だなと思った。