夏色ジーン

屋根裏部屋のマリアたちの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

屋根裏部屋のマリアたち(2010年製作の映画)
3.9
感想川柳「幸せを 見つけることに 遅いはない」

予告が面白そうで観てみました。。φ(..)

株式ブローカーのジャン=ルイは妻子とともに堅実だが退屈な生活を送っていた。そんなある日、軍事政権が支配する故郷を離れフランスにやってきたスペイン人のメイドたちが、アパルトマンの屋根裏部屋に引っ越してくる。妻のシュザンヌは夫が顧客の未亡人と浮気していると勘違いし、夫を追い出す。その日からジャン=ルイは屋根裏部屋でメイドたちと一緒に暮らし始め、自由を満喫するが…というお話。

「危険なプロット」や「ボヴァリー夫人とパン屋」に出てたファブリス・ルキーニが気になって観てみました。( ̄ー ̄)相変わらずすっとんきょうというか、オッサンの哀愁とかわいさが混ざったような演技が良いですね(。-∀-)

スペイン人のメイドたちも個性的で面白いし、奥さんに二人の息子、周りの人達も割と強烈で結構負けてない(´▽`;)ゞ

ラストはどうなるのかなとドキドキでしたが、あれはあれでのようで良かったですね。(。>д<)フランコ政権の話だけどそんなに悲しくないし、むしろ元気になる。(・∀・)歌や踊りの陽気さと信仰心、仲間意識はラテン系の典型的な幸せの形の1つなのかな。主人公にとっては1人で好きなこと出来るのも幸せ。