キングボブ

やさしくキスをしてのキングボブのレビュー・感想・評価

やさしくキスをして(2004年製作の映画)
4.2
「私はダニエル・ブレイク」や「家族を想うとき」でイギリスの社会保障制度の課題を投げかけたケン・ローチ監督。
まあそんな監督が描くラブストーリーとなれば、一筋縄でいくはずもない。
こんなに辛いラブストーリーは初めてかもしれない…。

スコットランドのパキスタン移民が…というだけで、嫌な予感はした。
基本的無宗教の日本人から見ると、宗教間の壁の厚さ・高さにびっくり。
愛し合う2人がこんなに宗教に苦しめられる…
宗教ってなんのため?って思ってしまう。

最後は結局どっち?ってなってしまったが、どちらに転んでもハッピーエンドでありバッドエンドである以上は、このエンディングが1番なのかな…。
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