「私はダニエル・ブレイク」や「家族を想うとき」でイギリスの社会保障制度の課題を投げかけたケン・ローチ監督。
まあそんな監督が描くラブストーリーとなれば、一筋縄でいくはずもない。
こんなに辛いラブストーリーは初めてかもしれない…。
スコットランドのパキスタン移民が…というだけで、嫌な予感はした。
基本的無宗教の日本人から見ると、宗教間の壁の厚さ・高さにびっくり。
愛し合う2人がこんなに宗教に苦しめられる…
宗教ってなんのため?って思ってしまう。
最後は結局どっち?ってなってしまったが、どちらに転んでもハッピーエンドでありバッドエンドである以上は、このエンディングが1番なのかな…。