Mの放浪映画日記

天国と地獄のMの放浪映画日記のネタバレレビュー・内容・結末

天国と地獄(1963年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

初めて鑑賞。

序盤の緊張感は半端じゃなかった。

 個人的に好きなシーンは、中盤の捜査の場面です。2人の警察官が捜査をしている道中、カメラアングルが警察官から警察官の奥にあったドブに移動し、その後犯人へと移動する巧みなカメラアングルです。汚れているドブを映した後、犯人が住んでいるアパートを映して『天国と地獄』の『地獄』の部分を描いてある。という風に解釈したのですが、この対比は最高でした。

ラストの犯人の挙動が何とも…虚しい。
その様子はまさに、『天国と地獄』であった。
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