淀川長治が高校生のときに感動して先生を説き伏せた逸話が残る作品、かと思いきやそれはヘンリー・キングのサイレント版でこちらはそのリメイクだが、こちらも中々感動的。
しかしこの映画を感動的なものに仕上げているのは抜群に良いラストシーンで、本当に親と離れて幸せになれるんかいと展開的に首を傾げるところはあるけど（時代的にはありだったのかもしれないが）、あの哀しいハッピーエンド的なラストを見たら絵的にも納得せざるを得ない。
全体的な演出も端正で悪くないけれど、他のオリジナルやペット・ミドラー版のリメイクをまだ見てないからそれらと見比べてみるとまた違った面白さがあるのかもしれない。
