あかつか

激怒のあかつかのレビュー・感想・評価

激怒(1936年製作の映画)
3.5
フリッツ・ラング監督渡米第一弾。ドイツ時代の『M』では真犯人をリンチする大衆を、本作では人違いでリンチする大衆を描く。

どちらも歪んだ正義を描いて人の未熟さや愚かさを突きつけるわけだが、『M』を先に見てしまうと『激怒』は娯楽色が強いような感じがするなぁ。ハリウッドだから当たり前なのかなぁ。

映画が誕生した時、こんな感じで大衆へ警鐘を鳴らすものとして成長するなんて誰が思ったろうか。

しかしこの裁判所って誰でもフラフラ入れるのな。
あかつか

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