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EUREKA ユリイカのcyphのレビュー・感想・評価

EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)
4.1
いつか観る日が来るだろうで放置してきたけど劇場で観れる日が来たんだから待っててよかった 舞台となってる福岡は甘木のすぐ近くに2年間住んでいたので、九州のもったりした閉塞感、安定の男尊女卑ファミリーズ、早口でガラの悪い北九州弁、でも景色はずうっと風通しがよく壮大で素晴らしい のかんじがぎゅっっとなっててそれがめーーっちゃよかった 宮崎兄妹はちょっとホーリーすぎるし禁じ手すぎる 傷を抱えて生きること、みたいなテーマには別にこころから同調もしないんだけど、セピア色のフィルムに美しいショットの数々に間の上手さにまあ気づいたらしっかり3時間半見入ってしまう 「別のバス?」と聞いてくれる幼馴染のあの基本はガラ悪いけど役所広司にはしっぽする犬みたいに愛着を示してくるかんじ、知ってる〜〜&だいすきだ にばんめにすきな台詞は「きさんいつかくらすけんな(本物だ!て思う)」、いちばんすきな台詞は役所広司の「さんきゅさんきゅ!」でした 玄関の正面切り返しの抜け感どれもよかった
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