RYUYA

EUREKA ユリイカのRYUYAのネタバレレビュー・内容・結末

EUREKA ユリイカ(2000年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

青山真治、217分、渾身の物語。

平凡な田舎町で起きたバスジャック事件。生き残ったのは3人。バスの運転手と、幼い兄妹。死を目の当たりにした3人の人生は、その日から狂い始める。そして町では、連続殺人が起こり始める。

セピア色の画面が、カラーに変わる瞬間に解放される新しい人生の予感に、胸が震えた。

これだけ長い尺なのに、こんなに台詞が少ないのは珍しいが、それでも飽きない。展開もあまりないので、なぜ飽きないのかが自分でも分からなかった。実景、夜と朝の移り変わりや、ナレーションもゆるやか。長回しも多く使っていてリアルな感情表現が施されていた。

物語の中で、一つ気になるのは、日雇い事務の女性を殺したのは結局、誰なのか?例外もあり得るような気もしなくはないが、、、
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