ノットステア

Pink みずドロボウあめドロボウのノットステアのレビュー・感想・評価

3.8
1990年7月7日公開の「東映アニメフェア'90夏 鳥山明 THE WORLD」として三本立てで上映されたうちの一本。
『ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』
『剣之介さま』
『Pink みずドロボウあめドロボウ』



○感想
『サンドランド』に近い世界観だった。
主人公のピンクの登場シーンでは、『ドラゴンボール』第一話のブルマくらいの年齢かなぁと思ったけど、幼い子どもだった。。。にしては戦闘上手だったし、フロートバイクの扱いもうますぎ、、、あ、戦闘はアラレちゃんや悟空ほど強すぎなくていい塩梅か???剣之介さまも幼稚園児にしては強すぎだったし、、、

保安官のブルーも勘が悪かったり良かったり。30分の物語に収めるために都合良かった気もする。。。ま、そんなの気にするような作品ではなく、気軽に子どもたちが楽しめるような作品だった。

ラスト、なんでやねんって思った。

以下、あらすじ













○あらすじ
3年間、雨が一滴も降らない町。人々はシルバーカンパニーから水を買うしかなかった。
主人公の幼い女の子ピンクはフロートバイクを乗り回し、仲間のホワイト(空中を浮遊するロボット)とレッド(水を貯めるポリタンクのようなロボット)と一緒にシルバーカンパニーの車を襲い、水を盗む。ミルクは気絶する光線銃をシルバーカンパニーの部下のワニみたいな人に撃つ。
ピンクの両親は2年前に死亡しており、仲間たちとともに荒野の一軒家に住んでいる。ピンクは風呂に入り、植物に水をあげる。

何度も水を盗まれているシルバーは怒る。保安官のブルーに犯人を捕えさせようとする。手がかりはフロートバイクのみ。
保安官は植物を久しぶりに見たことで、ピンクの家に行く。ピンクの家にフロートバイクがあることにも気づく。
ブルーが家の中に入ると、ピンクはまだタオルを巻いただけの裸。パンツがなくて、仲間のブラック(トカゲ)に探させているところ。
ピンクは前からブルーに惚れている。ブルーはピンクに両親の居場所を聞くが、いない。
ブルーはピンクが犯人だと疑うことなくその場を去る。

ピンクは父親のパンツをブラックから渡される。それをきっかけに母親の宝物が閉まってある屋根裏部屋に行く。雨に関わるモノばかり入っている箱。その中にあったレインコートや長ぐつ、傘を見つける。雨を知る。ピンクはシルバーカンパニーの車からこっそり水を盗み、傘などを使うためにレッドから水をまいてもらう。

もっと遊びたいからピンクはシルバーカンパニーの本社に忍び込む。プールで遊ぶ。ワニみたいな人たちに見つかる。保安官に通報。シルバーは部下たちにピンクを殺すよう命じる。

エリマキトカゲみたいな殺し屋との戦闘。エリマキや尻尾をブーメランにして襲ってくる。ホワイトやブラックが倒されるも、なんとかピンクは尻尾などをレーザー銃で焼く。尻尾は2年後にならないと生えてこない。殺し屋逃亡。

カメレオンみたいな殺し屋との戦闘。姿を消す。長い舌で捕まえようとしてくる。商品として水を入れる瓶に詰める。

用心棒・パープル山本との戦闘。ピンクピンチ。斬られそうになったところに保安官のブルーが現れる。
ダメージを受け、逃げようとする山本がいろんなボタンに触れてしまう。そのせいで貯めていた水の場所や、シルバーに攫われていたカミナリゴロ助が見つかる。シルバー逮捕。
カミナリゴロ助解放。3年ぶりの雨。降らし過ぎて町が水浸しになる。

保安官のブルーに肩車、いやブルーの肩の上に立つピンク。散歩。ピンクの父親みたいなブルー。ブルーは父親になると言う。