ポケ文太郎

渇いた太陽のポケ文太郎のレビュー・感想・評価

渇いた太陽(1962年製作の映画)
4.2
1962年製作、リチャード・ブルックス監督作品

『熱いトタン屋根の猫』に次い撮ったテネシー・ウィリアムズ原作ポール・ニューマン主演の作品

野心的で俳優としての成功を夢を追い続ける青年、衰えが隠せずそれに恐怖しハリウッドから逃げてきた大女優が青年の地元へ戻ってきたところから話は始まります
地元の権力者の娘は青年のかつての恋人、彼女に会おうとするのですが邪魔をされ脅迫されます
過去にふたりの間に何があったのか…

ポール・ニューマンがとにかく二枚目♡口八丁手八丁で信用できないけど魅力的な役柄がピッタリ合っていました
大女優役のジェラルディン・ペイジとの掛け合いは迫力があります
本作でアカデミー賞助演男優賞を取ったエド・ベグリーの権力役もお見事ですが、その息子のリップ・トーンの糞っぷりも良かった
最後の最後まで糞野郎でした💦

この時代ありがちなヘイズコードのせいで、やはり舞台とは少し設定を変えているそうです

元恋人の秘密とラストの青年が受ける暴力が一番違うところ

知らなくても当然物語は成立しますがインパクトが違いますよね

「なんでそれくらいで〜」と思ったら、そこが緩めに変更された所です


【余談】
1989年にテレビ映画としてリメイクされているようです
大女優役がエリザベス・テイラー‼️
青年役が今でもイケオジのマーク・ハーモン‼️
こっちも見てみたいですね
ポケ文太郎

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