このレビューはネタバレを含みます
最後がまじで絶望的すぎた。
いや、でもね、めちゃくちゃ面白かった。
スリル形とかパニック系が好きな人は見た方がいいと思う。
得体の知れないなにかから逃げるサバイバルホラーパニック映画。
突然発現した深い霧。
なぜか霧の中にいた人間は攫われるという噂から隣人はスーパーマーケットに避難することに。
霧によって電線は切られ、SOSの連絡手段もない状態で人々は恐怖に怯える。
シャッターを開けると霧の中から巨大な触手のようなものがスーパーに侵入し、一人の青年の命を奪った。
その光景をみた人間と、空想じみた出来事を信じようとしない人間でスーパー内の人々は揉め出す。
やがて事態は進行し、霧の中からは巨大な昆虫のようなものが襲来し、パニックになった人々はひとりの宗教狂いの女性を預言者のように崇め、すがりつく。
神を怒らせたから生贄を差し出すなどと言い出すその女性は 周囲の人を束め始める。
一方、小さな息子を持つ主人公は事態を現実的に観、なんとか生き延びる伝を探し続ける。
霧の中から襲ってくる謎のクリーチャーvs宗教狂いの女vs戦う主人公。
上半身を噛みちぎられたり、身体中を繭にされたり、様々な方法で犠牲者が続出。
中にはお前の仕業だと攻められる兵隊は民間人にナイフで刺され、生贄だと言い スーパーの外に放り出される始末。
精神が狂っても仕方がない状況だが、胸糞なシーンが沢山あったが、終盤で宗教狂いの女を射殺したシーンは爽快だった。
最後は ずっと戦ってきた主人公たちは車でスーパーから逃げ出すことに成功するが、エンジンが切れてしまい、深い霧の中で立ち往生。
何者かが迫ってくる音に怯えながら、車内の仲間は精神的にも限界を迎える。その状況に耐えられなくなった主人公は どうせクリーチャーに惨殺されるくらいなら次分が手を汚して銃でみんなを楽にしてあげるという決断をする。
自分を撃つ弾は残っていなかったので 自分だけはクリーチャーに立ち向かおうと意を決して車の外に出る。何者かが迫る音は段々と近づき、霧を抜けて顔をだすと それは救助された人が救助隊と共に車で向かってくる姿だったーー。
もうほんとに最後の最後で絶望した映画だった。
なんでや、、、最後の判断は違うやろ....
今まで頑張って奮闘してきた努力が水の泡やん....。
希望を捨てるのが早すぎるわ。
でも実際あの状況にいたら そうすることが1番楽だったのかなとも思ったり。。