ペジオ

イン・アメリカ/三つの小さな願いごとのペジオのレビュー・感想・評価

4.2
ご近所物語だった

なんかもーね…「良い映画だった…」以外言いたくないね

自分は「人情」とか重視していないクチだと認識していた
「他人なんかに救われてたまるかよ!」ぐらい思っていたのは、強がりもあったのだろう
結局のところ、心が引き裂かれる様な深い絶望から自分を救ってくれるのは他人との繋がりなのだ
「赤の他人」がいつの間にか「恩人」になるような…人生の予定に無かった「出会い」だけが…ささやかで確かな「喜び」を与えてくれる
「ご近所付き合い」をサボりまくってるカラカラに乾いたスポンジの様な僕の心には染み渡るものがありました

終盤の父親の感情の変化は、何故か「寄生獣」を思い出した

ジャイモン・フンスーは元々ファンなのでご近所の方が羨ましい(草原で槍持ってそうな顔してるのに、スーツ着させたらバリ似合うスタイルの良さ…そのギャップがカッコいいのよ。)
こういう「感情に則った上で神秘的で高尚な事を言う」様な役やらせたらハマるなあ(どんな役だ?上手く表現できん。)
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