子供のときに父親と観たとき以来の鑑賞。
子供のときは「グロいし気持ち悪い」っていうイメージだけが残っていたけど、大人になって観るとそうでもなかった。
やっぱりエイリアンに追いかけられて逃げるという単純な構造が面白い。
ただ、クローンリプリーが、エイリアンが近くにいるかどうか探知できる能力を身につけたせいもあって、リプリーが「この辺にはエイリアンはいない」って言っちゃうから、エイリアンがいきなり出てきて驚くというホラー要素が減ってしまうのがちょっと残念かなあという感じ。エイリアン1にはその怖さがあったから面白いというのもあったかなあ。
水中で泳ぐエイリアンから逃げるシーンはハラハラさせられるし、やっと逃げたと思ったら、そこはエイリアンエッグだらけという絶望感は最高。
最後はエイリアンシリーズお決まりの宇宙へ投げ出されていくエイリアンがオマージュされていて良かったし、この作品は最後が切なかったですね。エイリアンが泣いているように見えた。子供のときにはそんなところは注目すらしてなかったから、大人になって観返すのもまた一興だなあと思いました。
これもまた子供のときに気づかなかったけれど、4ってこんなラストだったんですね。普通に5を作れる余地を残したラスト。5はもうないのかな？
